長谷川順持の建築生活

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2010年 04月 11日

慶応義塾大学の入学式

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慶応の入学式に参列した。生き生きとした学生たちの表情。
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総合大学ならではの、『華』のある空気感。
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感心したのは、福沢諭吉の精神風土が生き生きと、
先生、OB、、関わらず語られるところ。すばらしい。
「伝統」の意味をあらためてかみしめた。今に活かされている
という意味で、伝統なのである。
塾長の清家篤先生は大要以下のようなお言葉を語られた。
◯少子高齢化の社会現象を抽象的でなく具体的に促された/今年の入学生が
 60代なるころには40%の方々が65歳以上に、、
◯そうした社会において必須となるのは「付加価値の生産性」の向上
◯そのために、皆は何を成すべきか
◯自分の頭で考えて/問題設定し/仮設を立て/問題解決してゆくこと
◯科学のロジカルな考え方である仮説、検証、立証のプロセスは、社会の実学
 もあてはまり、実学とはサイエンスなのである!
◯高校までは「すでに答えがわかっていること」を解答してきたが、
 大学は「答えがわかっていないこと」を発見する、すなわち徹頭徹尾、
 自分の頭で考える世界です。
///このたとえは学生にとても響いたのではないか、、
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塾員代表(OB代表)としては元東芝社長の西室氏
◯視野を広く持って下さい
 例えば/GDPひとつとっても、その数字だけを単純評価するのでなく
 グローバル化のなかにおける日本のGDPをどのように読むのか、、それだけで
 単純な数字が、まったく異なる次元を指し示す。。
◯好奇心、探究心をもって「チャレンジ」してほしい
 批判的な語り口ではなかったが、昨今の「高度シミュレーション」
 社会は、実際に自分の手で、足で走り出す前に、携帯やパソコンから浅薄な情報が
 もたらされて、チャレンジ感を阻害するムードがあるので、氏の思いは、後輩への
 願いでもあるのだろう。
◯語学の習得に努めてください
 グローバルなコミュニケーションにおいて言語はいうまでもなく本質的なツール
 
在野においてトップを走り抜いた方の切れ味良く、
かつ学生目線の素晴しいお話でした。

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新入生代表としての奥山君のスピーチは、「目的と手段」を
しっかり整理把握して、慶応の建学の精神を胸に前進する宣言。
学部長の樋口先生は
ピンクのネクタイが春にフィットしていて、
諭吉の家族主義/親子論を通じて、私たち父兄へのメッセージを。
知識基盤社会づくりにおいて、まさにこれからの学生に「社会人基礎力」
を身につけてもらいたい、と。
◯半学半教/はんがくはんきょう/という教育指針をのべられ
相互に成長する教育の在り方をのべられしめられた。


明日、4/12から
自分自身も東京都市大学の教鞭がはじまる。
慶応の先生方は新入生であっても、上から目線ではなく、難度の高い概念でも
平常に生徒にぶつける姿勢が、福沢先生の「人の上に、人の下に、人をつくらず」
という精神を具現していて、深く学ぶところがあった。
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ありがとうございました
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by junji_hasegawa | 2010-04-11 16:10 | つれづれ


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