長谷川順持の建築生活

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2012年 05月 31日

渡邊篤史さんのトークライブ|レポートです!VOL1

建築家住宅の会・設立2周年記念イベント|トークライブ|公開井戸端会議|レポート
『渡辺篤史さんと、語ろう、考えよう、楽しもう!建築家住宅!』
2012年3月9日 リクシル銀座において、およそ100余名の参加が集って、賑やかに行なわれた公開イベントの様子をレポートしました。ご参加いただいた皆さん、また、当会に関心のある方々、是非ご覧下さい。(まとめ|文責|長谷川順持)
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18:30、定刻通り、トークライブは始まりました。
実は、控え室で、登壇する方々と既にトークライブは炸裂していて、そんなに飛ばしすぎて大丈夫なのか、、そう心配するほどに、渡辺さんは、気さく、かつ、まんべんなく全体に気遣って下さいました。
前段、渡辺さんのプロフィールを紹介しました。
特筆は、1989年にスタート依頼24年間、1200回にも近づこうとしている「建物探訪」の記録的なロングランと、そうした氏の活動が評価されて、2008年、第一回日本女子大「家政学部賞」を受賞された旨を会場にお伝えしました。(同じ表彰に、詩人の谷川俊太郎さん)
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渡辺篤史さんからは、自己紹介が以下のようにされました。
「私は、実は建築少年でした。建築を好きになったのは赤ちゃんの頃からかもしれません(笑)生まれ育ったのは茨城、倉のある大きな豪邸。その後、東京に上京して最初に住んだのは文化住宅でいまでも間取りを覚えていますが、、、。生まれた時から建もの探訪が始まっていたという感じがしているのです。」とのこと。
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ここで登壇者を紹介します
向かって右から、建築家の黒木実さん。2番目は工務店・参創ハウテックの社長・清水康弘さん。真中、ピンクのセータを召した渡辺篤史さん。
その左側に建築家の石井秀樹さん、一番左が、ナビゲーターを務めました、わたくし長谷川順持という登壇のメンツです。
 本イベントは私ども「建築家住宅の会」が主催と言うことで、おそらく日本で、いや世界で一番、いわゆるデザイナーの関わった住宅とその住まい手にも直接お会いしている渡辺さんに、反省の意味も含めて「建築家住宅」という手づくりオーダー住宅の「これまで・これから」に厳しいメッセージもいただこうともくろんでいました。登壇する諸氏もそれぞれ、そんな心構えもありました。

ところが、、、渡辺さんからは、終始一貫、、意外な発言が続きます。

「肯定主義」は世界を幸せにする!

◯対話の入口は「語ろう」ということで、軽く入ります。まず、渡辺さんは、TV取材の際、訪れる住宅の資料も一切見ずに、初見で建物に訪問するそうですが、、
渡辺さん
「その通りです。とにかく私は建築家の創りだすものが大好き。昔は住宅ではなく一般建築で建物探訪を始めたのです。某企業らが「ハンコ」で押したような魅力の無い建物を作り続けるそうした建物で作られる「住宅の景色」をよくしたいし、してほしい。探訪し続け、紹介し続けることが、そうしたことへの一助となっているのなら、とてもうれしい。建築家というのは、仕事の割にフィーが釣り合わないという事実もよく存じています。何より皆さんの仕事は、絵を描く仕事とというよりも、クライアントの「こころの寸法」をはかっているとそう思います」と。こころ打たれるお言葉です。
◯渡辺さんは、放送で、あるいは撮影に立ち会った経験からも感じますが、直観的に建物や住まい方の「いいところを見出し」徹底的に褒めますね。否定をしない、、時にユニークなギャグを連発しながら(笑)
渡辺さん
「そう、肯定主義です。テレビで建物を放送する事で、またそれを褒める事で、見る目を養ってもらいたい、、といったら上から目線ですが、渡辺はそういうけど自分はそうは思わない、、それでもいいのです。見出すことのきっかけになるでしょう。ギャグは、かなりカットされますが、、、、(笑)」
黒木さん
「自分も数多くの住宅設計に関わってきましたが、肯定主義はいいですね。建物、空間をわたしたちは、一般の方々にきちんと説明しなければなりません。自分もギャグを交えながらしっかり伝えていこうと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・VOL2に続く
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by junji_hasegawa | 2012-05-31 22:23 | 住まいづくり


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