長谷川順持の建築生活

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2012年 02月 03日

リノベーション・コンバージョン・リニューアル・リフォーム

改修工事と一括りに語られていた仕事が、その仕事の内容ごとに、さまざまな呼び名になっていますが、違いご存知ですか。新築工事の場合、何もない更地に、長い期間かけて、ある決められた用途に生まれるべく、着々と建築が現れて来ますが、改修工事は、その場所にずっと存在して来た建物の「装いが新たに」なったり、「違う用途」になったりするわけです。この前者がリニューアル・リフォームと呼ばれ、後者がリノベーション・コンバージョンとよばれてますね。さて、ここに紹介する仕事は、京都のパン屋さんの「装いを新たに」リニューアル・リフォームした仕事。
なんで東京で活動する私が、、、。
仕事って「縁」ですね。先般ブログで紹介した、フラメンコレストランが完成したときの「こけら落とし」を見に来てくれた、製パン会社のオーナーが依頼してくれたのがこの仕事。RENEWAL PLOJECT!!駅前のパン屋さんです。
突如、パン工房の横に駅前広場が建設されるというわけです。この工事予定が告知され、このプロジェクトははじまることになります。それまで脇は厳しく隣家と接し、外部からは全く見えない面が正面になるのです。構造を残しつつ、プランを刷新し新たなベーカリショップとしてre-Born/蘇生させるのがミッション。リノベーションの語源には「イノベーション/革新」がありますから、この仕事は、経営的な意味からはイノーヴェイティブな仕事です。
これが「ビフォー」の姿。
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そしてこれが「アフター」の姿。
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車が行き交う道路からの目線(ラスベガスのサインの在り方の再研究)駅のホームからの目線の調査、昼と夜の人の動き、流れ。ベンチなどを出すことは禁止されていましたが、足を停める、溜まりを生み出す、中に引入れるための仕掛けを動線と視覚効果で得ました。。工房からのパンを焼く香りを積極的に広場に放ち、建物のウインドウからはパンのみが見える、謎解きのように世界各国の特色ある名称をコラージュしてみました。極めつけはホームから見下ろす、そのアイストップテントに「yes,I like PAN」!の文字。
そんな「ベタ」な言葉を受け入れてくれる関西の街に感謝です。。
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ブーケという名前のパン屋さん。とてもおいしいパンなのです。
ちなみに、スペシャルに売り上げは倍増したそうで、イノヴェイティブなリフォームは商業的成功になりました。(商業建築ってこのあたりが、楽しいけど、怖いところですね)
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ありがとうございました
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by junji_hasegawa | 2012-02-03 10:10 | アートとデザイン


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